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公開日 2022/4/19

実は脳に悪影響を与えてしまっている悪い習慣4選

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「毎日ちゃんと休んでいるのになかなか疲れが取れない...」

「仕事や勉強に集中できない...」

こんな悩みありませんか?

こうなってしまう原因は脳の疲労にあると考えられます。普段良いと思ってしていることが実は脳を疲れさせてしまう悪影響を与えているかも知れません。

今回はそんな脳を疲れさせる習慣を4つ紹介していきます。もしかしたら読書の皆様にもあてはまることがあるかもしれません。

栄養ドリンクやエナジードリンクを飲む

疲れたときに気合いを入れるため栄養ドリンクやエナジードリンクをよく飲んだりしていませんか?東京疲労・睡眠クリニック院長の梶本修身氏によれば、こういった飲料の摂取が脳に悪影響を与えているとされています。

これらの飲料の成分にはカフェインやアルコールが配合されていて一時的に脳に覚醒や高揚感をもたらしますが、疲労自体の回復に繋がるとは科学的に証明されていません。また、コーヒーやお茶などのカフェインを多く含む飲料は利尿作用があり脱水が進みやすく、脱水すると血液循環が滞り脳に疲れがたまりやすくなるとされています。

休憩するときにはスポーツドリンクなどを飲んで水分補給をするように心がけましょう。

スマホから過剰に情報を集める

情報社会の今、毎日スマートフォンやパソコンを見る機会があると思いますが、これらの使いすぎで依存症になってしまうと脳疲労を引き起こしてしまいます。

おくむらメモリークリニック院長の奥村歩氏によると、スマホの使いすぎによる過剰な情報のインプットが脳を疲れさせてしまうことが明らかになっているようです。

人間はインプットした情報をまず「前頭前野」という部分で処理します。この器官は主に「浅く考える機能」「深く考える機能」「ぼんやりと考える機能」の3つに分かれています。

スマホの長時間使用で情報のインプットが増えすぎると脳が疲れやすい「浅く考える機能」ばかり使われてしまい、他の2つの機能が全く使われなくなり十分に働かなくなってしまいます。

こういったスマホ疲れの脳を休ませるには1日5分「ぼんやり」してみましょう。

何も考えずにぼーっとすることには脳に情報を入れないで休ませる効果があります。また、この時間の間に実は脳の中で情報が整理整頓されており心をスッキリさせてくれます。

電車に乗ってるときや休憩中にスマホを見るのではなく周りの景色をぼんやりと眺めてみる時間にすると良いでしょう。

マルチタスク

「ご飯を食べながらスマホを見る」「テレビを見ながら食事をする」「仕事を同時に行う」など、同時に複数の行動を行うことをマルチタスクと呼びます。よくシングルタスクと比較されて使われる言葉ですが、印象的にはマルチタスクの方が効率が良さそうですよね。

しかし、人間の脳の仕組みはマルチタスクに向いていないのです。これは努力で解決するような問題ではありません。

それにもかかわらず脳に同時に仕事を処理させようとすると脳内でストレスホルモンが増えていってしまい、脳の機能が低下していきます。しかし、良くないとわかっていても仕事をいくつも抱え込んでマルチタスクを行わなければいけない場面が出てくるかも知れません。

こういった時には「ToDoリスト」が役に立ちます。これを使うことによってタスクに優先順位をつけスケジュール管理を出来るため仕事を一つ一つ集中してこなしていくことが出来ます。詳しくは「仕事の効率を下げてしまうマルチタスクによる3つの悪影響」の記事でまとめています。

仕事の効率を下げてしまうマルチタスクによる3つの悪影響

テクノロジーの発達によって、メール、電話、資料作成など様々なことが複数同時に出来るようになったことで知らない間に普段の仕事がマルチタスク化してしまっているかもしれません。 ```highlight マルチタスクは作業効率が良さそうな印象があって良いことではないのか?と思っている人もいるかも知れませんが、**実はマルチタスクはそもそも人間の脳の仕組み的に向いておらず無理に行うと様々な悪影響が及んでしまい、普段の仕事の効率を大きく下げてしまいます**。 ``` こちらの記事ではマルチタスクによる影響と対策についてご紹介していきます。

仕事の効率を下げてしまうマルチタスクによる3つの悪影響

https://cfcmedia.jp/article/f9899c1b-1b15-41fb-b4e5-723ae3c95a05

熱い風呂に肩までつかる

疲れを取るために熱いお風呂につかって疲れを取ろうとする人は少なくないと思います。実際、熱いお風呂に入った後ぐっすり眠ることが出来たという経験の人はいるとおもいますが、実はこれ疲れが取れたわけではなく入浴によってさらに疲れが増してしまったせいなのです。

人間は体温の調節にエネルギーを多く消費するため、熱いお風呂などの急激な温度の変化はエネルギーを大量に消費し疲れに繋がってしまいます。

しかし、正しい方法で入浴すれば疲労回復の効果を見込むことが出来ます。前出の梶本修身氏によれば、40℃程度のお湯に半身浴でつかることで血行が良くなり、さらに体温調節に必要なエネルギー消費も少ないため疲労回復効果が期待できます。

まとめ

脳を疲れさせる悪習慣を見ていきましたが、これらを続けていると将来的に

  • 認知症になる
  • ミスが増える
  • イライラなどの感情コントロールが出来なくなる
  • 身体的な不調に繋がる

など様々な悪影響が出てしまいます。この記事を参考にしてぜひ正しい習慣を身につけて脳の健康を保っていきましょう。

参考文献

【ライタープロフィール】

現役のエンジニア・ライター・マルチクリエイター 実際にエンジニアとして日々プロジェクトを運営している経験を活かして、読者の皆様に寄り添った記事発信を心がけています

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