公開日 2022/4/23
学校や仕事のプレゼンでいざ本番と言うときに緊張しすぎてしまって練習通りにうまくいかないことはありませんか?人前に立つときに緊張してしまう要因は主に3つあると考えられます。今回の記事ではなぜ緊張してしまうかの原因と緊張しないためのポイントを紹介していきます。
人が緊張してしまう要因は主に3つあるとされています。
話すないようについて十分な知識を持ち合わせていない場合がこれに当てはまります。例え話すのが上手な人だとしても知らないことについて相手を納得させるように話すのは難しいことです。また、知ってる内容に自信が無かったり、準備を怠った場合も内容的要因に当てはまります。
話の成果に過剰な期待を持っている場合や、聞き手に対して劣等感がある場合がこれに当てはまります。「このプレゼンは絶対に成功させるぞ」と気合いを入れすぎたり、会社の上司に対してプレゼンをしなければいけないときなどの緊張がこの要因に当てはまります。
自分の話し方に自信を持てなかったり、効果的な話し方を知らない場合がこの要因に当たります。
このようにプレゼンで人前に立つときに緊張してしまうのにはこれらが原因であると考えられます。自分がこのうちのどれに当てはまるかを自覚できれば緊張しないための対策を簡単に立てられるようになります。
緊張してしまう要因を3つ紹介しましたが、それぞれ改善していくためにどのようなことをすればいいのか意識するべきポイントを紹介します。
プレゼンで準備を行うことは当然ですが、そのやり方にもいくつかテクニックがあります。ちゃんとした準備をすることでプレゼンの完成度が上がり本番での自分の自信にも繋がります。
プレゼンの準備をするときには「出だしの言葉を決めておく」「全体のストーリーを覚える」「質問を想定する」の3つを意識しましょう。
プレゼンは出だしの言葉で失敗してしまうと全体の印象が良くなくなってしまいます。逆に個々で好印象を残すことが出来ればその後のプレゼンで聴き手の注意を引きつけることが出来るでしょう。 シンプルにh締め隊なら最初はテーマと全体の流れw説明すると言ったようなやり方にするといいでしょう。これは「ホールパート法」と呼ばれる方法で、最初に相手に伝えたい結論を提示し、次に各部分の説明をし、最後にまた結論を話して締めくくるというものです。
「本日は○○について話していきたいと思います。○○には主に3つの問題点があり、一つ目はA、二つ目はB、三つ目はCです。ではこれらの問題点をどう解決していくかについてお話ししていきます」
このように、ホールパート法を使えば短時間でなおかつ簡単に要点を伝えられるので慣れてない人にはおすすめの方法です。
プレゼンの全体のストーリーを何度も読み込んでその流れを覚えるようにしましょう。全体の流れを把握できていれば途中で原稿を忘れてしまったとしてもこの次にはこれが来ると覚えているので大事な要点を伝えることが出来ます。プレゼンのストーリーの構成は「PREP法」というやり方を使うと流れがわかりやすく聴き手も内容を理解しやすいので効果的です。
PREP法とは「Point(要点)」「Reason(理由)」「Example(具体例)」「Point(要点)」の頭文字をとったものです。
Point:始めに結論を述べて全体の道筋を湿します Reason:冒頭に述べた結論について、なぜそうなるのか?という理由を説明します Example:理由の根拠となる具体例を示します Point:最後にもう一度冒頭で示した結論を述べます
この順番で構成にすることで全体の流れを把握しやすくわかりやすいプレゼンを作ることが出来ます。
即興性が高いため、質疑応答の部分が一番緊張するという人は多いと思います。なので自分でプレゼンを見返し、穴がないかを考えて出来るだけ対策をしておきましょう。「ここで質問されそうだな」と思った場所は聴き手から質問される可能性が高いです。ある程度の質問想定を自分で考えたら他の人にも見てもらい客観的にプレゼンを評価してもらいましょう。何人かに見てもらうことで疑問点をブラッシュアップすることができ万全な質問想定を行うことが出来ます。
ジェスチャーを意識する
効果的にプレゼンを聴かせるならここぞというタイミングでジェスチャーを挟みましょう。直立不動でいるだけでは聴き手の集中力も薄くなってきてしまいます。しかし、良く外国人がやっているような特有のジェスチャーをイメージして自分には出来ないと思っている人もいるかも知れませんが、あそこまで大げさな物をやる必要はありません。簡単な動きでも聴き手を十分に引きつけることが出来ます。
数字を指で表す 例えば、「このシステムには4つの重要なポイントがあります」といった強調したい数字が出てきた場合に指で数字を表しましょう。聞き手からしても個々の部分は大事な部分だなと捉えることが出来ます。
表情を使う 内容に合わせた表情をすることで臨場感を演出することができ、聞き手が話してる部分がどういった内容なのかを直感的に捉えることが出来ます。楽しい話の時は口角を上大きく上げて笑顔を作り、深刻な話の時は聞き手にアイコンタクトをしてシビアな表情を作り、困った話の時は眉間にしわを寄せて悩んでいる表情を付けるなどその場に適切な表情を考えてみましょう。
相手の視点に立つ
「失敗して評価を下げたくない」「良い印象を残したい」と自分のことばかり考えていては自分に対しての過剰なプレッシャーになってしまうだけで、相手にちゃんと伝えられるプレゼンを作ることはできません。どんなことを求めているかを相手の視点に立って考えられれば必然的に製鋼するプレゼンテーションを作ることは出来ます。
私たちも「相手の視点に立つ」ということを大事にしていて、記事を書くときには読み手の人達がどんな情報を求めていてどうすれば読みやすくなるかを常日頃から心がけています。
上記の方法で十分に対策しても本番前の空気で緊張してしまう人はやはりいると思います。そうならないためにルーティンを取り入れてみましょう。ルーティンとはスポーツ選手などがよくやっている特定のポーズや動きのことで、元メジャーリーガーのイチローさんやラグビー選手の五郎丸さんがやっているあの有名な動作がまさにルーティンなのです。
緊張状態になると呼吸や心拍数が早くなり普段より動作が速くなって失敗してしまうことがありますが、ルーティンを取り入れることで呼吸や心拍数を普通の状態に保つことが出来るようになります。これはルーティンをすることで意識がそっちの方へ向くので緊張しなくて済むようになります。
プレゼン前でどうしても緊張してしまう人は、「朝に珈琲を飲む」「本番前にチョコを食べる」「深呼吸をする」などの動きを取り入れてみるようにしてみてください。
今回は緊張する要因とその改善策を紹介しました。緊張をうまくコントロール出来るようになればプレゼンも成功するようになります。是非今回紹介した内容を意識してみてください。
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