公開日 2022/4/27
みなさんは朝をどのように過ごしていますか?家にいる時間が多かったり、毎日仕事で忙殺されたりしていると生活習慣が乱れてきて朝の時間を快適に過ごせなくなってしまう人もいると思います。
自分もリモート化が進んだ影響で家にいる機会が多く生活習慣が乱れて朝に起きれなくなってしまう生活になってしまっていましたが、この記事でご紹介しているモーニンングルーティーンを実践してみるとそれだけでも作業効率が上がることを実感できました。
そこで今回の記事では朝におすすめのモーニングルーティンについてご紹介していきます。
モーニングルーティンとは朝の習慣のことです。
朝は1日の始まりで朝にどう過ごすかによってその日1日のコンディションが左右されると言っても過言ではありません。
朝起きて眠い状態で仕事に行くとミスが増えて作業効率が悪くなってしまったり、朝に特に何もすることを考えないとだらけた1日になってしまいます。
このような問題を解消するのに有効的なのがモーニングルーティンです。
では実際に行うにはどのようなモーニングルーティンが良いかについてご紹介していきます。
朝散歩はメンタルケアや体調管理にとても有効的です。
25年間メンタル疾患のある患者を診てきた精神科医の華沢紫苑氏によれば、メンタル疾患が治りにくい人は共通して昼まで寝ているそうです。
しかし、朝に散歩をするようになってからメンタル疾患が治る人が増えているとのこと。
これからわかるように朝の散歩はメンタルを整える方法においてとても効果的なのです。
メンタル疾患がない人でも朝散歩をすることによって心を健康に保つことが出来るようになります。
また、朝散歩はメンタルケアに限らず身体の調子を整えるのにもとても有効的です。
朝散歩によるメリットは主に以下の2つがあります。
セロトニンの分泌 セロトニンとはストレス解消や頭の働きをよくする効果のあるホルモンのことです。日光を浴びたり運動をすることによってよく分泌されます。
散歩はセロトニンが分泌される条件の日光と運動の両方を満たしているため積極的に身体にセロトニンが分泌されます。
散歩をしてスッキリしたと感じた経験があるかもしれませんが、それはセロトニンが分泌された影響です。
また、セロトニンが分泌されることによって集中力を上げることができるため仕事や勉強の効率を上げることができるようになります。
体内時計をリセットする 朝に日光を浴びることによって体内時計をリセットする効果があります。体内時計は単純に睡眠のリズムだけでなく頭痛、倦怠感、食欲がなくなるなどさまざまな悪影響が出てきます。
体内時計をリセットするためには日光を5分ほど浴びるのが効果的だそうです。
このように朝散歩はメンタルケアや、集中力向上、体調管理などさまざまな場面で効果的です。
これらに悩んでいる人は是非、朝に余裕を持って起きて散歩の時間を取るようにしてみてください。
朝眠くて起きれなかったり、準備が忙しいせいで朝食を取る時間がない人もいるのではないでしょうか。
厚生労働省の調査によると全体での朝食の欠乏率は男性15.0%、女性10.2%で、最も高かった20代の欠食率は男性30.6%、女性23.6%であることが判明しました。
全体で見ると社会人として働いている男性20〜59歳辺りの人が他と比較して欠食率が高いです。
このように朝食を取れない人が多いですが、朝食を抜いてしまうと午前中の作業のパフォーマンスが下がってしまいます。
実は人間は寝ている間もエネルギーを消費しているため、起きた直後は栄養が足りていない状態です。
その状態で仕事や勉強を行ってしまうと脳の栄養が不足してしまい、集中力を欠いたりしてしまいます。
午前中にしっかりと活動できるように、脳が働くのに必要な「ブドウ糖」「ビタミンB群」「タンパク質」などを積極的に取るようにしましょう。
ブドウ糖を含む食材 ご飯、パン、果物類など
ビタミンB群を含む食座 納豆、玄米、豚肉、鮭、鯖など
タンパク質を含む食材 牛乳、卵、大豆製品など
朝の間にその日に何をするかをまとめるようにしましょう。
特に何をするか決めないで適当に凄そうとしてしまうと、結局特に何もしないで時間を無駄に過ごしてしまいます。
そこで1日の時間を有意義に使えるように、偶然性プランニングという計画方法をご紹介します。
これは1日のやるべきタスクをリスト化する方法でToDoリストと似ている計画法ですが、偶然性プランニングはタスクに加えてあらかじめ起こるであろう妨害を予測して記入しておきます。
なぜトラブルをあらかじめ書く必要性があるのか?と感じた人はいると思いますが、実は実験によってこの効果が示されています。
ロンドンのビジネススクールで普通のスケジュール管理と偶然性プランニングを行ったグループに分けて生産性やモチベーションを測ったところ、特にトラブルがないと両グループとも特に変化はありませんでしたが、トラブルが起こったとき偶然性プランニングを行っていないグループが生産性やモチベーションが下がっていることが判明しました。
偶然性プランニングを行うことによってあらかじめ妨害に対しての心構えや対策を準備することが出来るためこのような結果になります。
常に集中してやるべきことをできるように是非偶然性プランニングを取り入れてみてください。
モーニングルーティンを行うメリットとして「メンタルケア」「集中力・モチベーションアップ」などを上げましたが、実はこれ以外にもルーティンを行うメリットがあります。
ルーティンとは言い換えれば習慣のことです。
習慣とは脳が何度も繰り返し行っている行動をパターン化して、少ないエネルギーで実行できるようにした行動のことです。
つまり、朝の忙しい時間に特に何をするか考えるのにエネルギーを使わずに済みます。
Facebookの創業者であるマーク・ザッカーバーグも職場に着ていく服を毎日同じにして選択を1つ減らすようにしていました。
朝は慌ただしくなり安いためこのように時間を節約できると心に余裕を持てるようになるでしょう。
生活習慣の乱れた生活を続けているとそれが当たり前になってしまい悪影響に気づかなくなってしまいます。仕事や勉強で良い成果を出すためにも、今回の記事を参考にして朝の過ごし方を変えてみてください
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